私は全金融資産の5%程度をインド株に振り分けようとしています。
しかし、米国株などは積み立てているのに対してインド株は特に積立などはしていないため、値上がりしなければ徐々に比率が下がっていくようになっています。
そんな背景もあり、インド株ETFのEPIがここのところ軟調な展開だったので少しだけ買い増しました。
またその際にWisdomTreeが公開しているFact Sheetを確認し、あることに気付きました。
四半期前はFact Sheetを保存しておらず比較できないのですが、少なくともこの半年で大きな動きがありましたので、そのメモです。
【インド株ETF】EPIの9月分配金 驚異の増配からほぼ無配へ転落…
9月の実績で触れましたがインド株ETFである EPIの分配金が今回はほぼゼロ でした。 前回決算の 6月分配金では驚異的な大幅増配 で狂喜していましたが元に戻りました。 単発で見たら驚異的な減配ではありますが、そこには特に落胆せずに過去の分配金履歴との位置付けを確認しました。 ...
EPI (WisdomTree India Earnings Fund) の基本情報
EPI (WisdomTree India Earnings Fund)は米国NYSE市場で売買されているインド株ETFです。
"WisdomTree India Earnings Index"という独自の指数をベンチマークにしており、収益性の高い企業を重視したポートフォリオにしています。
私はこのEPIをインドという市場に投資するならば有力な選択肢の1つと考えて投資をしています。
【インド株ETF】EPIを追加購入!なぜインド株ETFでEPIを選ぶのか
先日のDHSの売却金で インド株ETFであるEPIを購入しました 。 元々300口保有しており、今回125口追加して425口になりました。 関連記事 【米国株高配当ETF】DHS を全て売却も、為替差益を忘れていて大損気分 【インド株ETF】EPI WisdomTree...
EPIの値動き
設定来の値動きは下図のようになっています。
最近では2020年のコロナショックで14.05USDまで暴落しましたが、そこから一気に値を戻していき2021年10月には39.33USDと40USDに迫りました。
しかしそこを頂点に再び軟調な展開になっています。
チャートを見ているともう1段階下げそうな気もしますが、そんな自分の感覚なんて全く信用出来ないので少しずつ拾っています。
2022年のEPIの変化
2022年のEPIは大増配から大減配、そして無配となんだかいろいろありました。
この背景を探るにも2022年9月期のFact Sheetが重要だと思っていたのですが、いろいろありチェックしそびれた上に保存していませんでした…
過去のFact Sheetはどこかで手に入らないものか…
仕方ないので直近の2022年12月期のFact Sheetを確認したところ、あることに気付きました。
以下は2022/6/30と2022/12/31の比較です。
保有セクターの変化
EPIはWisdomTree India Earnings Index(IEI)というWisdomTree社独自の指数に連動しています。
その中身は要するに儲かっている企業に投資するというものです。
投資基準などは以下の記事に書いています。
【インド株ETF】EPI WisdomTree India Earnings Fund の中身を分析してみた
米国ETF WisdomTree India Earnings Fund (ティッカーシンボル:EPI) は日本からインド市場に投資する際の選択肢の1つです。 私がいずれ インドの時代が来る と信じて投資しているETFですが、正直なところ買ったまま放置しているので、自分なり...
EPIはそんなWisdomTree独自のETFになっているのですが、この半年で投資セクターが大きく変わっていました。
半年前は最大セクターであったFinancials(金融)が23.0%から16.8%に大きく減少したのに対し、Materials(素材)が13.7%から24.9%に上昇しています。
IEIはセクターから決めているのではなく、単に選定基準を満たす企業を選んでいるので構成企業が大きく変わったと考えられます。
投資先企業の変化
投資先企業を確認するとTOP5の顔ぶれは以下のようになっていました。
赤背景は6月期にはTOP5だったものの、12月期にはTOP10圏外(対象外?)になった企業
青背景は6月期にはTOP10にもなかったものの、12月期にTOP5に入った企業
となっています。
Housing Development Finance Co.はインド最大手の住宅ローン金融会社、NTPC Ltd.はインド最大手の火力発電会社です。
この2社の除外だけでFinancialsとEnergyセクターの減少がほぼ説明がつきます。
またTata Steel LtdとOil &Natural Gas Corp Ltdは共にMaterialsセクターですので、これも上昇の説明がつきます。
除外銘柄(?)としてHousing Development Finance Co.の業績をざっと見ましたが、急激な業績・指標悪化などは見られずどの選定基準に抵触したのかなどは分かりませんでした。
構成銘柄・セクターは予告なく変更されると明言されているので、背景は追い切れなそうです…。
まとめ
EPIの構成銘柄・セクターが変化していました。
調べてはみましたが変化要因は分からず、特に何のアナウンスもなく変化することは名言されているので仕方ないかもしれません。
この変化がどの程度EPIのパフォーマンスに影響するかは私には分かりません。
今後も様々な変化は予想されるので、WisdomTreeの独自指数・運用を信じようと思える人が投資したら良いETFかなと思います。
私は不安ながらもインド株の投資先として継続保有しようと思っています。
信じる信じないというよりこれしかないと思っているので。
…もしかしたら人柱なのかもしれない。
【インド株ETF】EPIを追加購入!なぜインド株ETFでEPIを選ぶのか
先日のDHSの売却金で インド株ETFであるEPIを購入しました 。 元々300口保有しており、今回125口追加して425口になりました。 【米国株高配当ETF】DHS を全て売却も、為替差益を忘れていて大損気分 以前から保有中の米国株高配当ETFであるDHSをどうしようか迷...
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿