2022年4月28日木曜日

【インド株ETF】EPI WisdomTree India Earnings Fund の中身を分析してみた

米国ETF WisdomTree India Earnings Fund(ティッカーシンボル:EPI) は日本からインド市場に投資する際の選択肢の1つです。

私がいずれインドの時代が来ると信じて投資しているETFですが、正直なところ買ったまま放置しているので、自分なりに銘柄の内容を確認して保有継続するか考えることにしました。

株価35.73 $
3月度配当0.115 $ / 単位
配当利回り0.67%
分配頻度4回 / 年
経費率0.84%
(4/27終値ベース)


目次


EPIの概要


EPIは"WisdomTree India Earnings Index"という独自の指数に連動しています

この指数は株式時価総額ではなく収益性を考慮し、株価収益率が割高になっている銘柄の比重を高めて算出した係数を使っています。
まり儲かっている企業に投資しているということになります。




WisdomTree India Earnings Index (IEI)の中身とは


このIEIと呼ばれる指数はWidomTree独自の指数なのですが、つまりどういう銘柄が入っているの?というところを調べてみました。

 選定基準

まず、選定される企業は以下の条件を満たしています。

  • 1ヶ月当たり25万株の取引がある
  • インド国立証券取引所もしくはムンバイ証券取引所に上場している
  • 9月の年度会計において500万ドル以上の利益を上げていること
  • 外国人投資家の所有制限がないこと
  • 2億ドル以上の時価総額があること
  • 1日当たりの取引額が20万ドル以上
  • 株価収益率が2以上
  • 普通株式、トラッキングストック、持ち株会社株式

その上でIEI指数は選定された企業に対し、純利益に基づいた重み付けをしています。
1企業が指数の24.0%以上を占める場合、20.0%になるように調整されます。
また、個別に指数の5.0%以上のとなる企業の構成比構成が50%を超える場合、それらが40%以下になるように調整されます。


 セクター構成比

選定基準により選ばれた企業の産業構成比を確認していきます。


インド企業の時価総額ランキングであればIT企業が強いのですが、金融やエネルギーの比率が高くなっています。一方で一般消費財などは小さくなっています。
この辺りは収益性が全てという考え方によるものですが、とは言え極端な偏りではありません。


 構成銘柄

2022/3/31現在で474社となっています。
少し前までは300強だったと思うのですが、一気に増えたようです。

代表的な銘柄は下記です。

  1.  8.47%  Reliance Industries Ltd.
  2.  5.92%  Infosys Ltd.
  3.  4.57%  Housing Development Finance Co.
  4.  3.72%  ICICI Bank Ltd.
  5.  2.98%  Tata Consultancy Services Ltd.

 Reliance Industries Ltd.

  • インド最大のコングロマリット
  • 中心事業は石油・石炭
  • 2021年 Fortune Global 500に選定されており、155位。
    (Fortune Global 500は総収益ランキング)

 Infosys Ltd.

  • ITコンサルティング、ソフトウェア開発、ITサービスなどを手掛ける
  • 46ヶ国に事業展開し、マイクロソフトやオラクルなどとも事業提携
  • 近年はソリューションビジネスを強化
  • 1999年にインド企業としては初めてNASDAQ上場

 Housing Development Finance Co.

  • 個人、法人、開発業者向けの住宅金融会社
  • 住宅ローンでインド最大手
  • インド国内に651拠点、ドバイ、ロンドン、シンガポールにも事業拠点を持ち、海外へも事業展開している

 ICICI bank Ltd.

  • インドの市中銀行として2番目の規模
  • かつての名称は "Industrial Credit and Investment Corporation of India"
    (インド工業信用投資公社)
  • 銀行業の他、投資情報サービスの提供・仲介業、保険業などを展開
  • イギリス、カナダ、ロシアに子会社を持ち、周辺各国にも事業展開

 Tata Consultancy Services Ltd.

  • インド最大手のITサービス企業
  • インド最大の財閥Tataグループの中核企業
  • IBM、Accentureと並び、世界三大ITサービス企業に数えられる

このように世界展開をしているインドを代表する巨大企業が多く、「インド市場に投資」という目的に合致した構成となっています。




まとめ


EPIを通して収益性の高いインド企業に投資することになります。
構成比上位にはインドを代表する企業が並び、インド市場動向に従う値動きになると考えられます。

経費率は0.84%と高いものの、インドへの投資手数料としては妥当なところかと思います。もちろんもっと下がっていくことを期待はしています。

 

SBI証券の米国ETF買付手数料無料銘柄の1つでもあり、インド株狙いとしては比較的手を出しやすい銘柄だと思います。

S&P500の方が経費率も低く信頼性も高いと思いますが、インドに投資してみたいという思いのある方なら小額からでも保有してみても良いのではないでしょうか。


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