2022年10月11日火曜日

【SMBC日興証券】キンカブの落とし穴 TOBにより売買出来なくなった実体験

以前の記事で書いたように、私はETFやREITなどを購入する際にはSMBC日興証券のキンカブサービスを好んで使っています。

しかしそのキンカブに関する落とし穴に見事にハマりました。

保有銘柄の1つにTOBがかかったことによりキンカブの売買が出来なくなり、上場廃止の可能性が高いにも関わらず単元未満株を動かせなくなりました。


目次


9281 タカラレーベンインフラ投資法人にTOB

タイトルの通りなのですが、保有銘柄の1つである9281 タカラレーベン・インフラ投資法人にTOB(公開買付け)がかかりました。
9/28に「おしらせ(PDF)」が出ていたのですが、先日まで全く気付いていませんでした。

関連の案内書類も本日10/11に届きました。

合計100枚を超える書類と手続き案内

今まで保有銘柄にTOBがかかったことはなかったので、どうするのかよく分かってはいませんでしたが、

「まあ買付に応じればいいかな、損失は出ていないし」

ぐらいに考えていました。


が、あることに気付きました。



キンカブで買った投資口は処分出来ない?

私のタカラレーベン・インフラ投資法人の保有口座は複数(SBI証券・SMBC日興証券)にまたがっていました。

公開買付代理人はSMBC日興証券株式会社なので、それ以外の証券会社での保有分は日興証券に移管するかそのまま売却してしまうかとなります。


私は移管も面倒になったので、

SBI証券 :通常通りの売却手配
日興証券(単元株):公開買付けに応募

としました。


ただここで曖昧になったのが日興証券の単元未満株(キンカブ口座分)です。
とりあえず売却もしくは単元株化を試みましたがエラーが起きて手配出来ません。

取扱対象銘柄ではなくなっている

どうやら公開買付期間中はキンカブ売買は不可になるようでした。
し、知らなかった…。


しかし今回は公開買付が成立すると上場廃止になってしまうためやはり売買出来ません。

そこで万が一の場合はどうなるのかSMBC日興証券に問い合わせてみました。



SMBC日興証券の回答

TOBによりキンカブでの売買が出来なくなったことに対し、公開買付の結果として上場廃止となった場合の取り扱いをSMBC日興証券に質問しました。

メール問い合わせにしたのですが、翌営業日には返ってきました。
思っていた以上に早かったです。


その回答が以下です。

メールのコピー

1株未満については日興証券から清算代金が支払われる可能性があるようです。
(銘柄により異なる可能性あり、確約は出来ない模様)


約束はされないながらも救済はされそうでホッとしました。
単元未満とは言え抱え損は避けたいところです。ほんとに。



まとめ

今回は定期的な購入を考えると便利だと思っていたSMBC日興証券のキンカブの落とし穴についてでした。

正直なところTOBの時のリスクなどは考えていなかったので勉強になりました。
ただ今回はたまたま日興証券が公開買付代理人でしたが、もし別の証券会社が代理人であった場合の対応については今回は確認していません。


そうそう多いケースではないだろうと思うものの、いざという時に慌てないように売買条件についてはよく確認しておく方が良さそうです。




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