9月の実績で触れましたがインド株ETFであるEPIの分配金が今回はほぼゼロでした。
前回決算の6月分配金では驚異的な大幅増配で狂喜していましたが元に戻りました。
単発で見たら驚異的な減配ではありますが、そこには特に落胆せずに過去の分配金履歴との位置付けを確認しました。
【インド株ETF】分配金利回りは驚異の24.9%!? EPIに何が起きたのか確認してみた
6月の分配金で、インド株ETFである EPIの分配金が非常に多かった ことに触れました。 嬉しいことではあるのですが、何か異常であることは間違いないので何が起きているのか調べてみました。 何故こんなにも大きい分配金が実現したのか、可能性を1つずつ確認しました。
EPI (WisdomTree India Earnings Fund) の基本情報
EPI (WisdomTree India Earnings Fund)は米国NYSE市場で売買されているインド株ETFです。
"WisdomTree India Earnings Index"という独自の指数をベンチマークにしており、収益性の高い企業を重視したポートフォリオにしています。
私はこのEPIをインドという市場に投資するならば有力な選択肢の1つと考えて投資をしています。
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EPIの分配金
この10年間の分配金履歴は下図のようになっています。
上図に今期2022年9月期分配金も入れているのですが、0.00023 USDと「潔くゼロで良かったのでは?」と思う結果だったため見えなくなっています。
2022年6月期が異常値だったため、縦軸のスケールを変えると下図のようになります。
棒グラフだとイマイチ分かりづらかったので折れ線グラフにしました。
2019年の6月を最後に無配は無かったのですが、非常に波が大きいことが分かります。
したがってEPIというETFにおいては珍しいことではないと言えます。
ただし無配に至った理由はまだ分かりません。
今期のQuarterly Factsheetもまだ出ていないようなので、発行され次第中身を見てみたいと思います。
2022年6月期の大増配は何だったのか?
前回の大増配についていろいろと調べてはみたのですが、結局調べてもよく分かりませんでした。
ただ前回考察した資産減少はそのままの水準になっているため、やはり取り崩しだったのかもしれません。
ただ「それは何故?」が分かりません。
2022/3/31 $mm 893.84 [Net Asset] ※Quaterly Factsheet参照
2022/7/1 $mm 771.03 [Net Asset] ※Yahoo! Finance参照
$mm 646.85 [Asset Under Management] ※Bloomberg参照
2022/10/3 $mm 732.39 [Net Asset] ※Yahoo! Finance参照
$mm 686.72 [Asset Under Management] ※Bloomberg参照
2022参照元により変動異なりますが、トータルで見るとこの3ヶ月の総資産は横ばいかなと思います。
まとめ
EPIの分配金水準が元に戻りました。
ただ特に何のアナウンスもなく大幅変動が起きているのが気持ち悪いです。
今回のほぼ無配は前回分配金を出し過ぎた影響も少なからずあると思いますが、これがどこまで引きずるかは未知数です。
前回は一発で約6年分の分配金が出ています。
とは言えこれで「今後6年間は無配ね」などとはならないと思いますが、注視していきたいと思います。
本来の投資目的に戻りますと、私のEPIへのスタンスは分配金ではなくインド市場の成長狙いのため、この下落相場で少しずつ買い増す姿勢は変えずに行きたいと思います。
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