1555上場インデックスファンド豪州リートから2022年7月期の分配金を頂きました。
1口当たりの収益分配金は9円10銭で、650口保有しているため5,915円(税引き前)になりました。
前回は9円を割りましたが、再び9円台に戻りました。
2ヶ月前の5月期分配金受領時は年初来安値直後でしたが、現在は少し回復しています。
実はさらに下落したラインで指値買い増しを仕掛けようとしていましたが、見事に空振りになりました…残念です。
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1555上場インデックスファンド豪州リートから2022年5月期の分配金を頂きました。 1口当たりの収益分配金は8円90銭で、400口保有しているため 3,560円 (税引き前)になりました。 しかし足元では 年初来安値 を付けており、このETFに対する投資の姿勢を見直してみました...
上場インデックスファンド豪州リートの基本情報
上場インデックスファンド豪州リートはその名の通りオーストラリアのREITを対象にしたETFです。
投資先はオーストラリアに留まらず、REITを通して世界各国の不動産になっています。
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1555 上場インデックスファンド豪州リート はその名の通りA-REIT(豪州REIT)を対象にしたETFです。 私は配当金・分配金を重視した運用のためREITへも積極的に投資していますが、J-REITだけではなんとなく不安に感じ、地域分散目的で投資しているのが 1555 ...
直近の株価、分配金利回りは以下の通りです。
年6回と頻度としては多いです。
利回りは前回分配金時点では3.32%でしたがやや落ちました。
これは分配金が前年同時期から10銭落ちたこともありますが、株価の上昇によるものです。
ちなみに10銭の影響は計算上0.006%程度です。
ほぼ無視して良いレベルです。
上場インデックスファンド豪州リートのパフォーマンス
株価としては2ヶ月前の記事作成時点で1,622円でしたので、10%強上昇しました。
ちょっと「おっ!」と思いかけますが、全く同じタイミングの日経平均は11%強上昇しているので目立って強いものでもありません。
しかしこういうのを振り返ると1555に限らず2ヶ月前にもっと追加資金を投資に突っ込んでおくべきだった…といつも思います。
こういう考え方だから資産の伸びが甘いのだとは思いますが。
一方で今後の値動きですが、これ以上の株価上昇が続くと更に分配金利回り低下が懸念されます。
上場来の分配金履歴は下図の通りです。
2015年に1円程度の上昇がありますが、その他はほぼ維持になっています。
むしろコロナ後は微減傾向と言えそうです。
これを踏まえて分配金利回り履歴を確認してみます。
年6回の分配金のタイミングでの株価と直近1年間の分配金実績から算出したものです。
コロナショックの暴落時に利回りが跳ね上がっていますが、その他はおよそ3.2~3.6%程度で推移しています。
上場来では約2.8%が底になって跳ね返されてきています。
これを目安とすると、現在の分配金レベルでは1,921円がポイントになってきます。
実はこの水準は今年の3月末~5月初にかけて超えてきていましたが、権利確定日は跨がずに値を下げたため3%超を維持しました。
今後はこの水準を超えるかがポイントになりそうですが、さすがに2.8%を下回る利回りではリスクと釣り合っていないレベルになると思うので、また跳ね返されるのではないでしょうか。
まとめ
1555上場インデックスファンド豪州リートは分配金の水準の変化が小さいため、分配金利回りとの関係から株価が頭打ちになる可能性があります。
利回り水準としては3%台前半がこれまでの実績の中央値となりますが、今後どうなるかは不透明です。
私としてはこの水準であればJ-REITや米国REITの方が魅力的と考えているため、しばらく買い増しはなく、現保有口数での分配金享受に留めようと思っています。
大暴落したら考えますが、その時も他にもっと魅力的な銘柄があればそちらが優先です。
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