過去の配当金実績記事でも少し触れていたのですが、私は勤務先企業の持株会に入っていました。
【実績】2022年7月の金融資産総額と配当金 配当金額は少ないが、金融資産総額は過去最高額を記録!
2022年7月末時点の実績です。 配当金実績(税引き前) 金融資産総額(現金を除く) 資産配分 まとめ 配当金実績(税引き前) 当月配当金: 15,870 円 2022年累計: 451,836円 + 1271.7...
この退会手続きをようやく実施したので、それに至る考えを整理しておこうと思います。
従業員持株会の仕組みとメリット
持株会(ここでは従業員持株会を指します)に入会すると給与天引きで勤務先の株を取得することが出来ます。
従業員持株会が従業員から天引きで集めたお金で自社株を購入し、拠出金に応じて従業員に分配する仕組みです。
持株会のメリット
● 奨励金がある
これが最大のメリットだと思います。
その持株会に依るようですが、私のケースでは拠出金に対して5%の奨励金がありました。
何もしなくても5%もらえる!
ということが入会の最大の決め手でした。
他によく言われることとしては、
● 配当金を自動で再投資してくれる
● 給与天引きで楽
● ドルコスト平均法の実践
● 少額購入可能(私のケースでは1,000円から)
といったことがあります。
やろうと思えばキンカブを使って自力で似たようなことは出来ますが、やはりほったらかしで出来るのは楽で良いです。
SMBC日興証券のキンカブが便利!購入画面をご紹介
積み立て投資をする際に一定金額で購入できる投資信託は便利です。 しかし株やREIT、ETFを同様にドルコスト平均法の考え方で購入しようとした場合、1単元が少なくとも数万円になりますので、私のような少額投資家では単元売買でこれを実現するのは不可能です。 単元未満株というサービスを提...
持株会の退会理由
奨励金というメリットもあり、会社側からしても安定株主の増加というWin-Winの関係にも思えますが、今回退会してこれ以上の積立を止めることにしました。
それはやはりデメリットもあるからで、今後の資産運用を考えた時にリスクになり得ると考えたためです。
持株会のデメリット
● 勤務先への依存度が高くなりすぎる
これが退会の最大の理由です。
勤務先ですので生活の軸となる給与も頂いている訳で、収入と運用先を同じ企業に集中させている状況にあります。
そのため勤務先の業績が悪化、最悪のケースとして倒産した場合は共倒れになります。
もちろん勤務先の将来性を信じている、もっともっと上がるはず!という場合は気にする必要はないと思います。
一極集中の方が当たった時のリターンも大きいので、ここは人それぞれだと思います。
ただ私の状況としては、
- いろいろ思うところがあり、勤務先と運命共同体になりたくない
- 一時期は拠出金の上限まで注ぎ込んでいたため、額が大きくなりすぎたと感じている
ため、退会という結論にしました。
ちなみに今現在で勤務先企業の株は私の資産の約16%を占めています。
日本株を20%にしたいと言っているのにどうかしてますね。
他のデメリットとしてよく挙がるのは
● 売却に時間がかかる :私はあまり気にしないです
● 株主優待がもらえない :勤務先は株主優待がないです
● 損失を出す可能性がある :株に投資するなら当然ある
といったところだと思います。
これらは私はあまり気にしていませんでした。
まとめ
持株会は奨励金をもらえる積立であり、仕事に対するモチベーションにも繋がる良い投資だと思います。
一方で、一点買いになってしまうと相応のリスクを負うことになるので資産バランスには気を付ける必要があります。
私は過去に何も考えずに奨励金を全力で取りに行く投資をしていたため、リバランスに頭を悩ませることになってしまいました。
退会にあたり、単元未満の端数株は売却を選択しました。
しかし単元株の取り扱いは未決定です。
すぐにどうこうなる企業だとは思っていないのですが、ある程度は売却して他資産クラスに振り替えていきたいと思っています。
【実績】2022年7月の金融資産総額と配当金 配当金額は少ないが、金融資産総額は過去最高額を記録!
2022年7月末時点の実績です。 配当金実績(税引き前) 金融資産総額(現金を除く) 資産配分 まとめ 配当金実績(税引き前) 当月配当金: 15,870 円 2022年累計: 451,836円 + 1271.7...
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿