8306 三菱UFJフィナンシャル・グループの株価が上昇してきたため、利益確定のため一部を売却しました。
売ってしまって良かったのか、結論はもちろん分からないのですが、売却時の状況をメモしておこうと思います。
三菱UFJフィナンシャル・グループの基本情報
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は国内最大・世界でも最大級の金融グループです。
MUFGのHPによると、グループ企業は2022年3月現在で54社あります。
その後もニュースリリースによると多数の出資や売却が行われているので最新では異なる可能性があります。
海外進出にも積極的になっており、傘下には
- アユタヤ銀行(タイ)
- ダナモン銀行(インドネシア)
- セキュリティーバンク(フィリピン)
- ベトナム産業貿易銀行(ベトナム)
といった東南アジアの銀行が名を連ねています。
その他にも欧米にはMUFG系として進出しています。
三菱UFJフィナンシャル・グループの株価と配当金
直近の株価、分配金利回りは以下の通りです。
高配当株として有名な銘柄ですが、現在は約3.5%の利回りとなっています。
一時期は5%を超えていたのですが、普通の(?)高配当株になってきた印象です。
株価の推移は下図のようになっています。
2022年末から急上昇し始めました。
800円はなかなか抜けないなーと思っていたので気付いた時は驚きました。
これは日銀の金融政策決定会合で長期金利の変動許容幅を0.25%程度から0.5%程度に拡大したことを受け、銀行の収益改善に繋がる期待感から見直し買いが入ったとされています。
他のセクターが値を下げる中で強い展開になっています。
保有している三菱UFJフィナンシャル・グループ株を一部売却
金利上昇を受けての株価上昇ということで、この流れはしばらく続く可能性もあります。
一方で株価チャートを約20年に広げてみたのが下図です。
現在の水準は約7年半ぶりの水準であり、リーマンショック後の最高値域にあることが分かります。
そう考えると現在の世界的な景気の雰囲気からすると「このまま素直に上がっていくのか?」と思ったりしてしまいます。
何か根拠がある訳ではないのが情けないところですが…。
とは言え、
- リーマンショック後の最高値域付近に一気に上昇してきた
- 今強いのは銀行株ぐらいであり、日経平均・NYダウも方向感に乏しい
- 配当利回りも下がってきており、他の銘柄に転換しても全体利回りは大きくズレない
といったことを考え、一部を利益確定として売ることにしました。
600株保有していますが、NISAで購入していた400株を売却しました。
NISAで保有していた400株を928.2円で売却し、購入単価は447円だったため確定した利益は192,480円でした。
このような利確をやる度に「全財産を突っ込んでおけば良かった…」と思います。
ただそうであってもFIREには至らないと思うと道は険しすぎです。。。
まとめ
株価の急上昇を受け、三菱UFJフィナンシャル・グループの株を一部売却しました。
まだまだ上昇していく可能性はありますが、さらに上昇していったら残りも売却、値下がりしてきたら買戻しという考え方でいこうと思っています。
本音としては大幅下落して来てくれることを願ってしまいますが、そうなった時の日本経済がどうなっているか不安ですね。
このまま維持~上昇していったら8306とは縁が無くなりそうですが、まあそれも利益が確定出来るということで仕方ありません。
売却した資金は他の銘柄の購入資金に充てるつもりです。
配当金・分配金を増強していきたいのでやっぱりREITかな、それとも値上がりも狙った高配当株かなと逡巡しています。
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