5187 クリエートメディックから中間配当金を頂きました。
1株当たりの配当金は17円で、100株保有しているため1,700円(税引き前)になりました。
一般にはほとんど知られていないのではないかと思ってしまう医療品メーカーの業績を確認してみました。
ちなみに私は投資をするまで知らない企業でした。
クリエートメディックの基本情報
クリエートメディックはシリコーン製のカテーテルを中心とした医療機器の製造・販売をしている医療機器メーカーです。
導尿用のシリコーンフォーリーカテーテルや腸閉塞に使用されるイレウスチューブなどでトップシェアを獲得しているそうです。
市場規模は調べてもよく分からないのですが、こういったニッチなトップシェアを持つ企業が好きで投資しています。
中国(大連)やベトナムでも開発・生産をしていますが、ベトナムの方の情報があまり見当たりません。
2010年に設立されているのでもう少し情報があっても良いと思うのですが。。。
クリエートメディックの株価と配当金
直近の株価、分配金利回りは以下の通りです。
これも高配当銘柄の1つと言えると思います。
株価の推移は下図のようになっています。
大きな山があったりしますが、基本的に横ばいです。
ちなみに日経225と比べると下図のようになります。
2010年頃からです。
明らかに負けています。
高配当だし…とか言っても株価で70%以上負けているのだからどうしようもないです。
もうちょっと伸びて欲しいのですが…
配当利回りは現時点で4.03%と高配当の銘柄です。
2009年以降の推移は以下のようになっています。
グラフのマジックで縦軸をいじってはいますが、徐々に増配しているんですよね。
今後はどうなるか分かりませんが、期待したいところです。
ちなみに株価が高かった2017年頃には配当率は2.5%程度の水準まで進みました。
このあたりも1つの目安かもしれません。
クリエートメディックの業績と今後の経営戦略
クリエートメディックの状況を2022年度 第2四半期決算報告資料から抜粋していきます。
売上高は増えるも営業利益は減少傾向
売上高としては半分以上を占める国内自社販売、約1/4を占める中国市場共に伸ばしており、前年同期比で+10.0%となっています。
過去5年の推移としても伸び基調です。
しかしながら営業利益は減少しており、前年同期比で約30%減です。
昨年:487 [百万円] 今期:333 [百万円]
この原因は主に販管費・一般管理費であり、人件費や物流コストなどの経費に起因しています。
すぐに解消は難しそうなことがポイントとなってきます。
今後の経営戦略?
決算説明資料のタイトルには「今後の経営戦略」とありましたが、資料中にそのような内容が見当たりません。
中間報告書やHPの社長メッセージなどを見ても私にはよくわかりません。
カテーテル市場の成長に乗っかる以外のことが知りたいですが…
この辺りが評価に繋がらないポイントなのかもしれません。
まとめ
クリエートメディックはカテーテルを中心とした医療機器メーカーで、配当利回り4%台の高配当株の1つです。
売上高は伸ばしているものの、営業環境は厳しく営業利益は減少傾向にあります。
しかしながらそれに対する戦略は不透明で、少なくとも私は公開情報から読み取れません。
強みのある商品はありそうなので、しっかり成長を描いて欲しいところです。
増配傾向にある銘柄でもありますし、事業内容も個人的には好みですが成長性が低そうです。
このあたりが株価に反映されていると思うので、期待したいところです。
とは言え現実的に考えると売却を決断すべき銘柄な気もしています。
…もうちょっと悩みます。
【日本株】2613 J-オイルミルズ - 大幅減配の要因を損益計算書から考える
2613 J-オイルミルズから期末配当金を頂きました。 1株当たりの配当金は25円で、200株保有しているため 5,000円 (税引き前)になりました。 しかし現在のところこの株は私が持っている株の中でも 絶不調 の部類に入る銘柄なので、状況を確認してみました。
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