産業用コネクタの専業メーカーである6919 ケルから2022年3月期の期末配当金を頂きました。
1株当たりの期末配当金は61円で、年間81円となりました。
これは年間41円であった2021年度からほぼ倍増しています。
100株保有しているため6,100円(税引き前)を受け取りました。
ケルの基本情報
ケル1962年創業の産業用コネクタの専業メーカーです。
事業規模としては、2020-2021年の日本のコネクタ業界における売上高で見ると第12位(トップのホシデンの約5%)の約101億円と比較的小規模です。
一方で2022年6月現在で海外にも駐在員事務所を1ヶ所、海外子会社を4つ抱えており、海外ビジネス強化(主に北米・欧州・中国)を図っています。
2020-2021年の決算では純利益率で7.1%と業界3位に位置しており、稼ぐ力としては業界上位にあります。
更に今期2022年度の業績としては、売上高で約128億円(前年度比25.9%増加)、純利益は約14.5億と、純利益率は11.3%にもなっています。
その結果として増配となっており、今後も好調な推移予想としています。
株価と配当金
直近の株価、分配金利回りは以下の通りです。
これもいわゆる高配当小型株と呼ばれる銘柄です。
ここ約10年の株価推移は下図のようになっており、2018年の強い下げの後は上昇基調で今日まで来ている状況です。
安定感には欠けますが、全体的には上昇基調です。
ここ数年の年間配当金の推移は
2018年3月期:30円/株
2019年3月期:26円/株
2020年3月期:39円/株
2021年3月期:41円/株
2022年3月期:81円/株 ←今期
と増配基調であり、今期はこれにより配当利回りが5.48%にまで達しています。。
今期一気に配当額を引き上げていますが、配当性向はこれまで同様に約40%としています。
来期も同水準を想定しているので、高い配当利回り期待の買いからの更なる株価上昇を期待したいところです。
まとめ
ケルは高い利益率水準にある産業用コネクタの専業メーカーです。
現在海外ビジネスを強化しており、好調な業績で進んでいます。
配当金は増配、今後もこの配当レベルを維持する見込みのため、高配当小型株の投資対象として適切だと思います。
私はとりあえずHOLDです。
【日本株】5809 タツタ電線 から配当金を頂きました
5809 タツタ電線から第98期の期末配当金を頂きました。 1株当たりの配当金は9円で、200株保有しているため 1,800円 (税引き前)になりました。
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