2022年6月1日水曜日

【日本株】5809 タツタ電線 増配が続く高配当株の今後はどうなる?

5809 タツタ電線から第98期の期末配当金を頂きました。

1株当たりの配当金は9円で、200株保有しているため1,800円(税引き前)になりました。


目次


タツタ電線の基本情報

タツタ電線は電線やケーブル、電子材料などを製造している総合電線メーカーの中堅です。

事業のコアとしては電線・ケーブル事業ですが、その技術を活かしてスマートフォンなどに使用される「電磁波シールドフィルム」を開発しました。
2000年に販売を開始した電磁波シールドフィルムは現在でも世界シェア8割という圧倒的な競争力を持つ商品となっています

さらに近年ではその培った技術をもとに電気自動車向けの電磁波遮断フィルムを開発し、次の事業の柱への育成を急いでいます。


株価と配当金

直近の株価、分配金利回りは以下の通りです。

株価471 円
PER10.78
PBR0.60
配当利回り3.82%
売買単位100株
(5/31終値ベース)

いわゆる高配当小型株と呼ばれる銘柄です。

ここ約10年の株価推移は下図のようになっており、上げ下げを繰り返しています。


余程の好材料がない限りは浮上しなさそうに見えます。


ここ数年の配当金の推移は

 2016年3月期:12円/株
 2017年3月期:12円/株
 2018年3月期:15円/株
 2019年3月期:16円/株
 2020年3月期:18円/株
 2021年3月期:18円/株
 2022年3月期:18円/株 ←今期

となっており、増配してきています
来期も18円予想です。
このまま安定した配当を期待したいところです。


まとめ

タツタ電線は世界トップシェアの商品を抱える総合電線メーカーの中堅です。

配当も安定して出されている小型株であり、配当金目当てで保有する1候補だと思います。

ただし近年は営業利益が減少傾向にあり、また顧客の半導体供給不足や在庫調整などが業績に直撃しています。
顧客の調整は回復に向かうと思われますが、稼ぐ力を維持向上出来るかは注意して見る必要があると思います


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